日本TDM学会
ホーム
学会概要
学術大会・イベント
学会誌
ガイドライン
ソフトウェアの紹介
基礎知識・用語解説
TDMの基礎知識
TDMと精度管理
専門用語解説
リンク集
「TDM研究」電子投稿について
HOME基礎知識・用語解説TDMの基礎知識 > TDMと精度管理
基礎知識・用語解説

TDMの基礎知識

TDMと精度管理

 近年の臨床検査技術の進歩で、さまざまな測定技術や測定法が出現している。そして、その測定法は血中薬物濃度測定分野にも及んで、汎用機器であらゆる分野の項目測定が可能になってきた。
 そのような状況の中で、狭い有効域である血中薬物濃度測定値の信頼性を高めるには、今まで以上に精度管理を行う必要性が非常に高くなっている。
精度管理には、外部精度管理(コントロールサーベイ)と内部精度管理があり、それぞれ次のような目的で行われている。

外部精度管理

  1. 目的
    自施設の測定に関する問題点を見つけ、測定方法や測定手技を改善する為に、相対的評価を行う。
  2. 試料
    (1)市販のコントロール血清
     複数のTDM対象薬剤が添加された製品
    (2)調製検体(Spiked Sample)
    (3)薬剤が投与された患者検体(Patient Sample)

内部精度管理(日常のQC)

  1. 目的
    日常測定において測定値の正確性を保証し、施設内の測定誤差を管理する。
  2. 試料
    (1)市販のコントロール血清
     市販の試薬キット専用コントロール血清または複数のTDM対象薬剤が添加された製品
    (2)調製検体(Spiked Sample)
    (3)薬剤が投与された患者検体(Patient Sample)
  3. 管理法
    X-R管理図にて管理する

 精度管理の目的は、ばらつきや正確度のずれの原因をつきとめ、それを改善することである。そのためには、問題点を効率良く把握できるような体制、そして、所定の精度が得られるような環境作りが必要である。

(北海道TDM研究会
「TDM実践ハンドブック」
2007年6月(株)薬事新報社)
TDMの基礎知識へ戻る このページのトップへ
Copyright © The Japanese Society of Therapeutic Drug Monitoring サイトポリシー サイトマップ