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基礎知識・用語解説

TDMの基礎知識

消失速度定数(Ke)、半減期(t1/2)と投与間隔決定

半減期(t1/2)による投与間隔決定
 CLとVdの比は消失速度Keである。

式8

生物学的半減期(以下、半減期と呼ぶ。略語t1/2)は、次式により求める。

式9

 生物学的半減期を用いて投与間隔を決定する薬物としてアミノグリコシド系抗生物質がある。たとえば、ゲンタマイシンは、緑膿菌を含むグラム陰性桿菌に有効なアミノグリコシド系抗生物質であるが、ピーク濃度を最小発育阻止濃度(MIC)の10倍以上とし、トラフ濃度をできるだけ低くすることによって、治療効果がより確実に得られ、かつ聴器障害および腎障害などの副作用を避けることができる。
 ゲンタマイシンの目標ピークを8mg/Lとすると、2半減期以上経過しないと2mg/Lまで低下しない。たとえば、t1/2が3時間のときは6時間以上経過することが必要であり、実際には点滴時間および2mg/L未満となるように時間的余裕を考慮して8時間毎に投与する。つまり、ピークとトラフの両方に目標濃度がある薬物の投与間隔は、Keおよびt1/2がわかれば決定することができる。

(篠崎公一)
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