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基礎知識・用語解説

TDMの基礎知識

薬物血中濃度が有用な場合

 薬物血中濃度が治療効果と副作用と密接に関連するとき、薬物血中濃度は投与設計の指標となる。 以下のような場合に、TDMは有用である。

  1. 薬効および副作用の測定が容易でない。−効果=患者に何も起きないこと
    (例:シクロスポリン、タクロリムス、および抗てんかん薬)
  2. 効果と耐性防止が期待できる。
    (例:抗生物質、抗悪性腫瘍薬など)
  3. 用量と血中濃度の関係において、個人内および個人間の変動が大きい。
    (例:ジギタリス製剤および抗生物質など)
  4. 用量と血中濃度の関係において、直線関係が成り立たない。
    (例:フェニトイン、アプリンジン、テオフィリン服用患者の一部)
  5. 疾患の急激な変化。−感染症、循環器疾患、悪性腫瘍の患者では注意。
    (心機能、肝機能および腎機能の変化による薬物動態の変化)
  6. 併用薬剤の変更による薬物血中濃度の変動が予想される。
    (+シメチジン→テオフィリン(↑)、+フェニトイン→テオフィリン(↓)、など多数)
  7. 代謝酵素の自己誘導による薬物動態の変化
    (例:カルバマゼピン)
  8. 患者が服用していないこと(noncompliance)が疑われる。
(篠崎公一)
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